馬は敏感な生き物ですので、いきなり近づくのはNGです

信頼を深めるための大切なポイント

馬房は馬にとって自分の家にあたります。乗馬を行う前の準備は、まずこの馬房から出すことから始まります。馬は五感の中でも、とりわけ聴覚が発達している生き物なので、ちょっとした物音や話し声にも反応を示します。

場房の中の馬に近づく際には、まず声をかけながら、落ち着かせることが大切です。このとき、慣れないうちはどうしても動きがぎこちなくなりがちですが、馬はこちらの不安や緊張を敏感に察知するので、よどみなくスムーズに動くように気をつけましょう。

恐怖心からか、最初は場房の扉を中途半端に開けがちです。でも、これは余計に馬や人の怪我につながりかねません。場房に入る際には、扉をしっかりと全壊し、自分の身体で場房の入り口をふさぐような形に立つように心がけます。

入る際に、必ずしも馬が入り口側を向いているとは限りません。そんな時は、馬房の入り口側の壁や水桶などを軽く叩いて、馬に優しく声をかけながら合図を送るようにします。そうすれば、馬が自分で向きを変えて、無口頭絡を付けやすい位置まで誘導することができます。

馬に近づく際には、必ず優しく声をかけ、左側から近づいていくようにします。馬との接触は、馬の目に一番近い頸からというのが基本です。優しく頸を撫でながら話しかけることで、馬も警戒心を和らげ、より深いコミュニケーションをとることができます。